MIKUキーボードへの道のり

たいしたスキルもないのにメカニカルキーボードの軸交換に挑んだわけですが...2回連続して失敗しまして廃棄処分のつもりでしたがキーボード界のぺかそ氏に直していただきました。時系列はいい加減ですが今後のために記事化しておきます。私から見れば大変な労力だと思うのですが、短時間でいとも簡単に直してくれたぺかそ氏に感謝を...

大陸セラーから送られてきた中古キーボード群です。もっとくたびれた製品が届くと思いきや意外に綺麗な物ばかり...

最初からミクカラーにするつもりで塗装しやすい白色系のキーボードで軸交換とカラー変更です。製品はEpicGear製のDeziMatorSE青軸です。

これは清掃前の画像だったと思います。ネットカフェかオンラインゲーム大会?かなんかで使用されたと思います。

かなり汚れてます。撮影後は無水エタノールなどで消毒済み。何故か黒軸混在で黒軸にはLEDが付いてません。おそらくセラーが軸交換したのでしょう...

以前中古で購入したDeziMatorより綺麗な内部。以前購入したものはホコリまみれで綺麗にするのに時間がかかった記憶が...

LEDのハンダ部が小さいのが気になりましたが前回失敗したTG3キーボードに比べればハンダ除去は容易に思えました。TG3キーボードのLEDはピン先が90度近く折り曲げて半田付けされていたので取り外しに苦労したと記憶してます。こんな場合はニッパで切断する方が安全だと言うことをペかそ氏に教わりました。

オリジナルはKailh青軸ですね。今回Gateron紅軸と交換する予定でした。

同時に購入した黒筺体版ですが、こちらは比較的綺麗だったので清掃のみにとどめてあります。

TG3での失敗が有ったので今回は数週間かけて少しづつ外していきました。無理な力を入れないで外れるまでハンダの盛り直しなど手間暇かけました。そのおかげかランド破損などは無かったと思います。

軸外しと並行して筺体パーツのカラー塗装も行いましたが...下地処理を怠ってしまいまして塗料の乗りが悪く、ちょっとのことで塗装が剥がれてしまう結果に...湿気の多い季節に作業したのも良くなかったかも...

シルバーで塗装されたアルミ素材でしょうか?1部汚れが取れない...まぁ塗装でカバーできるだろうと思ってました。

このキーボードはLEDが垂直に取り付けられていたので外すのは楽でした。

青軸なのですが軸によっては独特の打鍵音が無いものがありましたがチャタリングなどは発生していません。

 あと一息...

全軸問題なく外せました。このあと天板とパームレストのカラー塗装を行ったと思います。記憶は曖昧...

まぁ綺麗に除去できたと思います。

天板の塗装も終わり交換用の軸を取り付けLEDの点灯確認を行いながら少しずつ半田付けしていきました。カラー塗装時の画像も有ったはずなのですが見当たりませんでしたので一挙に作業内容が飛んでます。これは半分ほど作業が進んだ頃LEDが付かない箇所があり、LEDの付け直し時にやらかした時の画像だと思います。何度ハンダを盛り直してもLEDのピンが外せずこんな結果に...この時点で萎えまくりやる気が失せました...

こんな感じで軸側は比較的楽に半田付け出来ました、でもLEDは画像で解ると思いますがとんでもなく小さい...

イモハンダっぽい仕上がりでしたが途中からフラックスを塗布してみました。

熱でランドが溶けちゃった?

もう萎えまくりで粗大ごみ行きの予定でしたが...色々やり取りがありまして、即日ぺかそ氏の元へ送ることになりました。

これは返送して頂いた後の画像...ぺかそ氏は到着してその日のうちに直してしまいました。ツイッターで氏の到着した旨のつぶやきがあったあとで私が昼寝から目覚めたときには「直りました」とのつぶやきが...

「1ヶ月はかかるだろうなぁ」と勝手に思い込んでいたのですが...なんという速さ!
 キーボード界の人たちにとってこの程度のことは遊び程度の感覚で直せちゃうのでしょう。

これはTG3の修理跡のようです。「ジャンパーを飛ばす」ということらしいのですが私には理解できません...どこに繋げば直るのかさっぱりわかりませんでした。

TG3は列単位でLEDが点灯せず難易度が高い作業かと思っていましたが、こちらも数時間で直されたようです。しかも軸とLED装着まで数時間だったと記憶してます。

ここは完全にランドが剥がれてたと思います。

これは返送して頂いたあとにパームレストを取り付けて通電確認したところかな?

ごちゃまぜになってますが、こちらはTG3です。

以前よりLEDが綺麗になってるような...

これは私が作業した時の画像...点かないところがたくさんありますww。

青軸になって多少打鍵感がマイルドになりました。防水膜を外せばもっと柔らかい打鍵感になるのですが...いつか軸交換に再チャレンジする時はクリア軸を使用してみたいと思ってます。

 粗大ごみに行くはずだった...

めちゃくちゃな時間軸の記事になってしまいましたがご容赦願います...これはDeziMatorの組み立て工程です。ぺかそ氏には基盤と筺体のみ送ってますので戻ってからの組み立て作業ですね。本来なら退屈な作業ですがこのときだけはワクワク感でいっぱいでした。

後学のためぺかそ氏の修理内容を見てみます。といっても私に回路は読めません。

ランドが破損した場所と隣のLEDを接続してるようです。さらにIC?の方に向かって芯線?が伸びてます。

修理箇所のアップ。

なんでここに繋ぐのか解らない...回路の勉強しないとなぁ...

これは途中まで私が半田付けしたやつ...残りの分はぺかそ氏が取り付けてくれました。

こちらはぺかそ氏が取り付けたところと思われます。私より全然綺麗に取り付けておられる...

そんなわけで後は楽しく組み立てを行いました。これはインジケーター部。

インジケーターの表記文字は塗装で見えなくなってます。機会をみてシールなど貼り付けようかと思ってます。

 天板の塗装などは綺麗にできたと思っていましたが...やはり下地処理とかトップコーティングが必要なんですね...ところどころ剥がれてます。

塗装に関しても勉強になりました。

天板と筺体をネジで固定していきます。

スペースキーは黄軸です。

このちっちゃいネジ、取り付けるの難しい...

 スタビライザーも取り付けます。元から数が足らなくて1部キーで未装着になっちゃうので大陸セラーにこのパーツを発注済みです。

スタビライザーが届いたら古いパーツは外して交換するかな...

次はキーキャップの取り付け...

これも購入時に片方が無かったのですがラバー製の滑り止め。これはホームセンターで代替品を購入して加工して取り付けよう。

こんな感じで片側は滑り止めが有りません。でも筺体自体がガタつくこともないのでこのままでも問題ないんだけどね。

パームレストの取り付け。筺体で白色の部分も塗装したかったけど、形状が複雑なので今回は諦めてます。

 更にバラさないと塗装できないからね。

本来この位置に金属製のプレートが付いてました。でも元所有者か大陸セラーが軸交換時に無理やり剥がしたようでプレートはかなり曲がってました。

 一応真っ直ぐになるように加工したのですが...完璧に筐体側と平行になるようには出来ませんでした。

いつもなら苦痛でしか無いキーキャップの取り付けも鼻歌交じりでww

のんびりはめ込んでいきます。

取り付け終了!LEDの色は当初天板の色の補色系にしようと思ってたけど...同色系で正解だったかな?補色にすればもっと目立ったかもしれないかなぁ...

DeziMatorのロゴプレートも塗装したかったけど...塗装技術も磨かねば!

暗くするとこんな感じ。

このキーボード用に購入しておいたミクステッカーを貼ります。

うまくネジ穴を隠せました。

本来は車に貼るステッカーのようで耐候性が高いステッカーのようです。いいアクセントになりました。

本来廃棄処分になるキーボードでしたがぺかそ氏のお陰で蘇ることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。








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